[chat face=”maarco_chat_smaily.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
よぉ!マルコだ!
今回は競艇場について「常滑競艇場」をガチ解説していくぜ!
[/chat]
ボートレース場は全国に24箇所あり、どのレース場でも一周300メートルのコースを3周するというルールは変わらないな。
だが各ボートレース場には場所による風の影響や、水質などの条件から、レース傾向や展開に大きく違いがあり、競艇場によって予想の立て方も異なってくるぞ。
そのため競艇の買い目予想を立てる上で、競艇場の特徴を把握することは必要不可欠だ。
そこで今回は、全国24箇所ある競艇場の中の、愛知県常滑市にあるボートレース常滑について、特徴や多い決まり手、予想のコツなどを解説していくぞ。
今回の記事を読み終わる頃には、ボートレース常滑の特徴を理解でき、常滑競艇場での予想的中率をアップするから、ぜひ最後まで見てくれよな。
ボートレース常滑(常滑競艇場)の基本情報
所在地 | 〒479-8501 愛知県常滑市新開町4-111 |
---|---|
電話番号 | 0569-35-5211 |
WEBサイト | http://www.boatrace-tokoname.jp/ |
スマートフォンサイト | http://www.boatrace-tokoname.jp/ |
モバイルサイト | – |
[box04 title=”ボートレース常滑:SNS”]
- [jin_icon_videocamera size=”18px”]ボートレース常滑ライブ中継
- [jin_icon_twitter size=”18px”]@tokotan
- [jin_icon_facebook size=”18px”]@boatrace.tokoname 成人娯楽
- [jin_icon_youtube size=”18px”]ボートレースとこなめ公式チャンネル
[/box04]
[ac-box01 title=”ボートレース常滑の施設案内”]
[jin-fusen1-even text=”1F”]
[jin-fusen1-even text=”2F”]
[jin-fusen1-even text=”3F”]
[/ac-box01]
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
ボートレース常滑は愛知県常滑市にある競艇場で、伊勢湾に面していることから海風による向かい風の割合が60%を占めている競艇場だ。
[/chat]
ボートレース常滑の本番ピットは、ボートの側面と同じくらいの長さがあり、ピットアウトのときに艇がピットにぶつかることもしばしあるぞ。
そのためピットアウト時に艇がピットにぶつかり、ピットが離れが遅れてしまうことで、慣れていない選手がいると枠なりが崩れる可能性がある。
さらにボートレース常滑の水質は「海水」だが、前検日の干潮で水門が閉められるため、「干満差がない」という珍しい競艇場でもあるんだ。
そんな特徴をもつボートレース常滑は、名古屋鉄道「常滑駅」から徒歩5分と、アクサセスが良い。
加えて外向発売所の「ウィンボ常滑」の併設や「名物どて焼き」の販売、昔ながらの懐かしい食堂が多数出店しているぞ。
ボートレース常滑のマスコットキャラクターは「トコタン」で、常滑市が国内最大級の生産を誇る特産物「招き猫」をモチーフにしているぞ。
トコタンの由来は、常滑市の「トコ」とボートレースのターンマーク、モンキーターン、3連単の「タン」にちなんでつけられたそうだ。
ボートレース常滑(常滑競艇場)のレースの傾向・特徴を知ろう!
[box01 title=”ボートレース常滑の基本データ”]
- 水質:海水
- 水面:干満差がなく高い波が立つことがほとんどない
- 風による影響:伊勢湾による海風により向かい風が多い
- 干満差:なし
- モーター:減音
- モーター交換時期:12月
[/box01]
ボートレース常滑で押さえておかなければいけない特徴は3点だ。
- コース全体が広く水質が柔らかいことでスピード戦が繰り広げられる
- 伊勢湾からの海風により向かい風が多く、2マーク側は風の影響が大きい
- 干満差がないことで前半のレース結果が後半のレースに反映されやすい
それじゃあボートレース常滑の特徴をそれぞれ踏まえて、レースの傾向について説明していくぞ。
コース全体が広く水質が柔らかいことでスピード戦が繰り広げられる
ボートレース常滑の特徴のひとつに、「コース全体が広く水質が柔らかいことでスピード戦が繰り広げられる」という点があげる。
ボートレース常滑は海水面のレース場だが、前検日の干潮時に水門が閉められるため、流れや水位の変化のないプール型の水面となっているぞ。
スタートラインからホーム側のコース幅は狭いものの、競争水面全体は全国の競艇場の中でも広くなっている。
また柔らかい海水の水面では、体重が重い選手でもスピードを出しやすく、有利だといわれているな。
このように広いコースと水質が海水で柔らかいことで、スピード戦が展開されるのが常滑の特徴だ。
伊勢湾からの海風により向かい風が多く、2マーク側は風の影響が大きい
ボートレース常滑の最大の特徴は、1年を通して伊勢湾から季節風が吹くという点があげらるぞ。
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
伊勢湾から季節風は季節によって特徴が変わるんだ。
[/chat]
- 春:風向きが変わりやすい
- 夏:穏やかな風の日が多い
- 秋:風向きが変わりやすい
- 冬:季節風が強い日が多い
基本的に追い風であればインが有利、向かい風ではアウトが有利になる。
ボートレース常滑に吹く季節風は向かい風が多く、割合は60%となっているぞ。
ボートレース常滑は風の影響でフライングする選手が多いこと、逆にスタートが届きにくいなどといった風による影響が大きい競艇場でもあるんだ。
またボートレース常滑では1マーク側に防風ネットが設置されているが、暴風ネットが設置されていない2マーク側は風の影響を大きく受けるようだな。
そのため2マークターン後の逆転もあり得るという特徴があるぞ。
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
周回展示ではターンで暴れていないか、流れていないかをしっかり確認しするようにしよう。
[/chat]
干満差がないことで前半のレース結果が後半のレースに反映されやすい
ボートレース常滑の水質は海水だが、他の海水の競艇場と違い、前検日の干潮時に水門が閉められるから、潮の流れや干満差などの水位の変化はないぞ。
そのため風向きや風速がかわらなければ、1日の間で大きな水面の変化はないため、前半のレースの結果が後半のレースに反映されやすいという特徴がある。
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
例えば前半の1〜6レースで1コースが活躍した場合、7〜12レースでも同じ1コースが活躍しやすいということだな。
[/chat]
ボートレース常滑で予想をするためには、前半レースの結果も考慮しつつ予想をたてるようにしよう。
ボートレース常滑の「コース別入着率」「決まり手」データ
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
下の表はボートレース常滑の直近3ヶ月の「コース別入着率」と「決まり手」だ。
[/chat]
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | コース別決まり手 | |||||
逃げ | 捲り | 差し | 捲り差し | 抜き | 恵まれ | |||||||
1 | 59.5 | 17.5 | 8.4 | 6.0 | 4.7 | 3.7 | 97.7 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 0.0 |
2 | 10.9 | 27.3 | 19.7 | 15.4 | 14.7 | 11.7 | 0.0 | 21.5 | 72.3 | 0.0 | 6.1 | 0.0 |
3 | 11.9 | 23.9 | 18.2 | 17.5 | 15.8 | 12.4 | 0.0 | 16.9 | 8.4 | 61.9 | 12.6 | 0.0 |
4 | 10.9 | 15.6 | 22.2 | 18.1 | 18.6 | 14.3 | 0.0 | 50.7 | 15.3 | 26.1 | 4.6 | 3.0 |
5 | 6.3 | 10.9 | 20.8 | 22.0 | 23.0 | 16.6 | 0.0 | 15.7 | 2.6 | 68.4 | 10.5 | 2.6 |
6 | 1.3 | 5.6 | 11.4 | 21.7 | 22.9 | 36.7 | 0.0 | 25.0 | 12.5 | 37.5 | 12.5 | 12.5 |
(集計期間:2020/11/01~2021/01/31 単位:%)
ボートレース常滑の季節別データ
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
続いて下の表は季節ごとのコース別入着率だ。
[/chat]
春季のコース別入着率
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 57.3 | 16.8 | 7.8 | 8.2 | 4.9 | 4.7 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 11.7 | 24.9 | 21.4 | 17.7 | 11.4 | 12.8 |
3 | 11.4 | 23.1 | 19.2 | 15.9 | 17.6 | 12.5 |
4 | 12.6 | 18.8 | 20.2 | 17.3 | 17.9 | 13.0 |
5 | 6.0 | 11.8 | 19.6 | 21.5 | 24.0 | 16.9 |
6 | 1.9 | 5.8 | 13.1 | 20.4 | 24.5 | 33.9 |
(集計期間:2020/03/01~2020/05/31 単位:%)
年間を通じても、最も風向きの変化が激しい時期。スリットがバラつきやすいため、思わぬ高配当が飛び出すことも多い。
夏季のコース別入着率
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 56.1 | 14.7 | 10.3 | 8.0 | 4.9 | 5.6 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 12.3 | 22.8 | 20.1 | 17.3 | 16.3 | 10.8 |
3 | 12.0 | 24.8 | 20.9 | 15.0 | 14.5 | 12.5 |
4 | 12.5 | 17.7 | 19.4 | 19.4 | 17.0 | 13.7 |
5 | 6.1 | 13.7 | 18.6 | 23.1 | 21.0 | 17.1 |
6 | 1.7 | 7.2 | 11.7 | 18.1 | 26.8 | 34.2 |
(集計期間:2020/06/01~2020/08/31 単位:%)
高温時は回転が上がりづらく、一般的にはスロー不利となるが、風自体は穏やかなため、スタートがそろってむしろインが有利になりやすい。
秋季のコース別入着率
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 57.9 | 17.8 | 6.5 | 6.6 | 7.0 | 3.9 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 12.7 | 26.7 | 19.6 | 15.1 | 13.6 | 11.9 |
3 | 11.7 | 23.0 | 20.0 | 16.7 | 14.5 | 13.8 |
4 | 9.9 | 15.8 | 19.9 | 20.1 | 19.0 | 15.1 |
5 | 6.8 | 11.8 | 19.5 | 24.4 | 23.2 | 14.0 |
6 | 1.7 | 6.2 | 15.9 | 18.2 | 22.8 | 34.9 |
(集計期間:2020/09/01~2020/11/30 単位:%)
春に近い傾向だが、春よりは日ごとの変化が少ない。ただ、雨の翌日は向かい風になりやすく、ダッシュ組が台頭する。
冬季のコース別入着率
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 58.1 | 18.4 | 6.3 | 7.4 | 4.8 | 4.8 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 13.3 | 26.4 | 19.7 | 16.9 | 12.1 | 11.3 |
3 | 13.6 | 20.8 | 20.0 | 20.7 | 13.8 | 10.8 |
4 | 9.3 | 17.4 | 21.2 | 18.5 | 20.7 | 12.6 |
5 | 4.9 | 11.4 | 19.9 | 20.3 | 24.2 | 19.0 |
6 | 1.8 | 6.3 | 13.8 | 17.0 | 24.3 | 36.6 |
(集計期間:2019/12/01~2020/02/29 単位:%)
季節風(北西)の影響をもっとも強く受ける時期。安定板を装着すると内が有利となるが、付かない程度の風だとイン壊滅となることも。
ボートレース常滑(常滑競艇場)の注目選手
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
ここまででボートレース常滑の特徴について理解できたかな?
[/chat]
だが競艇の予想を的中させる上で、競艇場の特報だけでなく、出場する選手についても知ってないといけないぞ。
競艇選手には競艇場関係なく強い選手や、特定の競艇場でのレースが得意な選手など千差万別。
だからこそ選手ごとの成績だけでなく、競艇場ごとの勝率もチェックすることも、予想を立てる上で重要な指標になるぞ。
ここではボートレース常滑での勝率が高い選手を3人と、注目すべき地元選手1人をピックアップして紹介するぜ。
もしここで紹介する選手が常滑競艇場のレースに参加する場合は、ぜひ注目して見てみてな。
ボートレース常滑での勝率が高い選手TOP3
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
こちらは、ボートレース常滑で勝率の高い選手のトップ3だ。
[/chat]
ボートレース常滑に出場しているのを見かけたら、ぜひ注目してくれよな。
1位:吉川元浩
[2col-box]
[2-left title=”吉川元浩” style=”2″]
[/2-left]
[2-right]
登録番号 | 3854 |
---|---|
生年月日 | 1972/09/07 |
身長 | 163cm |
体重 | 52kg |
血液型 | O型 |
支部 | 兵庫 |
出身地 | 兵庫府 |
登録期 | 79期 |
級別 | A1級 |
[/2-right]
[/2col-box]
ボートレース常滑での勝率が1番高かったのは、地元兵庫県内の建築会社からボートレーサーに転向した【吉川元浩】選手だ。
吉川選手のボートレース常滑での勝率は「7.97」と、8点台までは届かないものの、かなり高い勝率を誇っているぞ。
吉川選手の平均スタートタイミングは0.15で、SGクラスの選手としては平均的なスタートタイミングとなっているが、6コースに入った時は0.11と早いから、アウトコースからのスタートを得意としている選手だな。
とくにスピード戦の展開になりやすいボートレース常滑で、アウトに吉川選手がいる場合は、高額配当を狙うチャンスとも言えるぞ。
2位:池田浩二
[2col-box]
[2-left title=”池田浩二” style=”2″]
[/2-left]
[2-right]
登録番号 | 3941 |
---|---|
生年月日 | 1978/04/03 |
身長 | 170cm |
体重 | 54kg |
血液型 | O型 |
支部 | 愛知 |
出身地 | 愛知県 |
登録期 | 81期 |
級別 | A1級 |
[/2-right]
[/2col-box]
ボートレース常滑での勝率が2番目に高かったのは、「ウイリーモンキー」と呼ばれるハイレベルなターンの発明者【池田浩二】選手だ。
池田選手のボートレース常滑での勝率は「7.96」と、8点台までには届かないものの、吉川選手との差がわずか「0.01」とかなり高い勝率を出しているぞ。
池田選手の進入コースは基本的に枠なり進入で、よっぽど重要なレースでない限りはほとんど前付けをしないな。
平均スタートタイミングは0.13と平均よりも早いが、トップスタート自体は少なく、スタート後の操縦技術で勝っているという印象だ。
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
池田選手はボートレース常滑を地元の競艇場としているため、出場する際はぜひ注目したい選手だな。
[/chat]
3位:松井繁
[2col-box]
[2-left title=”松井繁” style=”2″]
[/2-left]
[2-right]
登録番号 | 3415 |
---|---|
生年月日 | 1969/11/11 |
身長 | 169cm |
体重 | 52kg |
血液型 | O型 |
支部 | 大阪 |
出身地 | 大阪府 |
登録期 | 64期 |
級別 | A1級 |
[/2-right]
[/2col-box]
ボートレース常滑での勝率が3番目に高かった選手は、「絶対王者」【松井繁】選手だ。
BOAT RACEオフィシャルサイトのボートレースナンバーにある、「生涯最高獲得賞金」の金額が37億と、競艇を知っている人で知らない人はいないと言っても過言ではない選手だな。
「絶対王者」の名に相応しいほど高い勝率を出している松井選手は、ボートレース常滑においても「7.90」と安定した勝率を出しているぞ。
松井選手はボートレース常滑に関わらず、どの競艇場で出場していても注目される選手だな。
ボートレース常滑の注目すべき地元選手
[2col-box]
[2-left title=”池田浩二” style=”2″]
[/2-left]
[2-right]
登録番号 | 3941 |
---|---|
生年月日 | 1978/04/03 |
身長 | 170cm |
体重 | 54kg |
血液型 | O型 |
支部 | 愛知 |
出身地 | 愛知県 |
登録期 | 81期 |
級別 | A1級 |
[/2-right]
[/2col-box]
ボートレース常滑を地元とする愛知支部の選手で、最も注目しなければいけない選手が池田浩二選手だ。
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
池田選手はボートレース常滑での勝率も2番目に高い選手でもあるぞ。
[/chat]
ボートレース常滑で圧巻の強さを誇る池田選手だが、ボートレース常滑での優勝回数は23回、1着数は373回と安定した成績を残している。
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
地元支部とはいっても、ボートレース常滑でこれほどまでに安定した成績を残している選手は池田選手の他いないだろう。
[/chat]
池田選手がボートレース常滑で出走する際は、ぜひ注目しておきたいな。
ボートレース常滑(常滑競艇場)で予想を立てる時のコツ・ポイント
ボートレース常滑での予想を立てる上で、抑えなければいけないポイントは下記の6点だ。
- 1マークの振りが17mと大きいがインが有利
- 1マークの振りが大きい分スタートを決めた選手が主導権を握りやすい
- 本番ピットの奥行きが深く慣れていない選手がいると枠なりが崩れる可能性がある
- 年中向かい風が吹くことで2マークターンが回りづらい
- 追い風はイン、向かい風はアウトが有利だが安定版使用時はインが有利になる
- 風が変わらなければ前半レースの結果が後半レースに反映されやすい
ボートレース常滑では1マークの振りが17mと大きく、インが不利に思えるが1コース1着率は全国の競艇場のなかで12位とかなり高い方だ。
ただ1マークの振りが大きいことで、スタートを決めた選手がレースの主導権を握りやすいということ抑えておかなければいけないぞ。
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
極端な話1コースでスタートを決めることができれば、1着はほぼ確定といってもいいだろう。
[/chat]
また本番ピットが艇の側面がほとんど入るほど深い。
そのため枠なりが崩れる可能性もあり、下記の「枠番別コース取得率」の表をみると、特にダッシュ勢の進入が変わりやすい傾向が高いことがわかるな。
枠番別コース取得率 | ||||||
コース | 1コース | 2コース | 3コース | 4コース | 5コース | 6コース |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 98.1 | 1.6 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
2 | 1.0 | 90.3 | 7.0 | 1.0 | 0.3 | 0.3 |
3 | 0.6 | 2.8 | 86.4 | 8.3 | 1.3 | 0.3 |
4 | 0.3 | 1.6 | 3.1 | 79.1 | 11.0 | 4.6 |
5 | 0.1 | 1.3 | 1.3 | 7.0 | 74.6 | 15.5 |
6 | 0.1 | 2.3 | 2.0 | 4.6 | 12.8 | 77.9 |
(集計期間:2020/11/01~2021/01/31 単位:%)
必ずスタート展示でピット離れが遅いかどうかを確認するようにしよう。
さらにボートレース常滑では伊勢湾からの季節風によって、向かい風が年中吹くという特徴がある。
1マーク側には防風ネットが設置されているが、2マーク側には設置されていない。
そのことから2マークターン時に風の影響をうけ、白波が立つことでターンが回りづらくなるぞ。
波乗りが上手な選手が有利になりやすく、周回展示時に風が吹いていても2マークでちゃんと乗れている人が狙い目になる。
また追い風のレースではイン、向かい風のレースではアウトが有利というのはどの競艇場にも言えるが、強風のため安定板を装着するレースでは、艇の伸び足が悪くなるのでイン有利になるな。
ボートレース常滑では風が変わらなければ、前半レースで活躍した枠番が後半レースでも活躍しやすいという特徴もある。
ボートレース常滑の予想のコツは、スタートが速い選手、波乗りが上手な選手に注目し、風向きや風速からレース展開を読むことだ。
また前半レースの結果次第で、どの枠番が活躍しているのかも注意するようにしよう。
ボートレース常滑(常滑競艇場)への行き方・アクセス方法
[box05 title=”電車で常滑競艇場まで行く場合”]
- 名鉄常滑線「常滑駅」から徒歩5分
[/box05]
[box05 title=”車で常滑競艇場まで行く場合”]
- 東名高速や名神高速から「常滑インターチェンジ入り口」を出て5分
※駐車場有り
[/box05]
ボートレース常滑(常滑競艇場)のまとめ
今回説明した「ボートレース常滑の特徴」について覚えて欲しい7点はつだ。
[box03 title=”ボートレース常滑の特徴まとめ”]
- ボートレース常滑は伊勢湾から季節風により1年中向かい風が吹いている
- 本番ピットが艇の先端まで入るためピット離れ時にぶつかり枠なりが崩れやすい
- 1マークの振りが17mと大きいがイン勝率が全国24箇所中12位
- コースの広さと水質が海水で柔らかいためスピード戦が展開されやすい
- 「海水」だが干満差や潮の流れによる水面の変化もないため、前半レースの結果が後半レースに反映されやすい
- 1マーク側には防風ネットが設置されているが2マーク側にはないため風の影響を受けやすい
- 風の影響で白波がたちやすくターンが回りづらいため波乗りが上手な選手が有利
[/box03]
[chat face=”marco_chat_basic.jpg” name=”マルコ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]
年中向かい風が吹きしきるボートレース常滑だが、特徴を掴んでしまえば案外予想を立てることは難しくないぞ。
[/chat]
基本的にインが有利なことから、1コースで逃げそうな選手が軸に、2〜6コースにスタートが速い選手がいる場合はその選手を2着にして「1」頭で買うのがいいだろう。
また向かい風が吹くボートレース常滑では、アウト勢が有利になりやすく、スタートが速い選手がセンター・アウトにいる場合は、頭か「1-56」で2着軸にしても問題はないな。
基本的には1コース頭で買いつつ、前半レースで活躍した枠番を1着2着におくのもひとつの手段だ。
今回紹介したボートレース常滑の特徴や決まり手、レース傾向などを覚えることで、的中率を10%以上上げることがでできるから、しっかりと何度も読み返すことをおすすめするぞ。