
よぉ!マルコだ!
今回は競艇場について「びわこ競艇場」をガチ解説していくぜ!
ボートレース場は全国に24箇所あり、どのレース場でも一周300メートルのコースを3周するというルールは変わらないな。
だが各ボートレース場には場所による風の影響や、水質などの条件から、レース傾向や展開に大きく違いがあり、競艇場によって予想の立て方も異なってくるぞ。
そのため競艇の買い目予想を立てる上で、競艇場の特徴を把握することは必要不可欠だ。
そこで今回は、全国24箇所ある競艇場の中の、滋賀県大津市にあるボートレースびわこについて、特徴や多い決まり手、予想のコツなどを解説していくぞ。
今回の記事を読み終わる頃には、ボートレースびわこの特徴を理解でき、びわこ競艇場での予想的中率をアップするから、ぜひ最後まで見てくれよな。
ボートレースびわこ(びわこ競艇場)の基本情報
所在地 | 〒520-0023 滋賀県大津市茶が崎1-1 |
---|---|
電話番号 | 077-522-0314 |
WEBサイト | https://www.boatrace-biwako.jp/ |
スマートフォンサイト | https://www.boatrace-biwako.jp/sp/ |
モバイルサイト | – |
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- ボートレースびわこ【公式】
[ac-box01 title=”ボートレースびわこの施設案内”]
※レイクル びわこ(外向発売所)のナイターレースは、デイレース第12レースまで発売します。
※1階全域でBiwako free wi-fiをご利用いただけます。
※料金は全席・お一人様1,000円。
※座席モニター設置。
※フリードリンク(緑茶、麦茶、紅茶)がご利用可能。
※指定席の前売はございません。当日、先着順でのご案内となります。
入場は北1階入場口のみといたします。(その他の入場門は閉鎖します。)
※4階全域でBiwako free wi-fiをご利用いただけます。
[/ac-box01]



ボートレースびわこは滋賀県大津市にある競艇場で、追い風による「うねり」が特徴の競艇場だ。
ボートレースびわこは、おそらく日本人全員が知っているほど有名な湖、「琵琶湖」の南側に位置している競艇場だ。
ボートレースびわこでは、強い追い風が吹くことで「うねり」が発生しやすく、特に春先に吹く沖合からの風では肉眼でもはっきりとわかるほど大きな「うねり」が発生するぞ。
「うねり」が発生するとインコースが不利になり、特にホームストレッチとバックストレッチでは、艇が暴れるほどの強いうねりが発生するからレースが荒れやすいという特徴があるな。
さらにボートレースびわこの水質は淡水で、潮の満ち引きによる水位の変化はないが、春先から夏にかけて周囲の山から雪解け水が流れることで、年間を通して水位の変化が激しいといわれているぞ。



要するにボートレースびわこでの予想は難しいということだな。
そんな特徴があるボートレースびわこでは、レースを観覧する施設も充実していて、「シルバーシート」や「キッズコーナー」など、老若男女問わずレースを楽しむことができるぞ。
またスタンドからや1マーク・2マークから、琵琶湖の景色を一望できるのもボートレースびわこの魅力のひとつだな。
ボートレースびわこのマスコットキャラクターは、琵琶湖に生息している「ビワコオオナマズ」をモチーフにした「ビナちゃん(右)」と「ビーナスちゃん(左)」だ。
ちなみに二匹は付き合っている訳ではなく、ビナちゃんのほうがビーナスちゃんにこっそり片思いをしているそうだ。
ビナちゃんは2013年に、キャラクターデザインがリニューアルされていて、以前はもっとナマズ感のあった見た目をしていたぞ。
※【閲覧注意】ボートレースびわこ「びなちゃん」リニューアル前の姿
ボートレースびわこ(びわこ競艇場)のレースの傾向・特徴を知ろう!
- 水質:淡水
- 水面:びわこ競艇場特有の「うねり」が発生する
- 風による影響:向かい風が5m以上まではインが有利
- 干満差:なし
- モーター:減音
- モーター交換時期:6月
ボートレースびわこで押さえておかなければいけない特徴は4点だ。
- ボートレースびわこ特有のうねりによりターンが流れる
- 標高が高いことでモーターの出足に影響あり
- 季節によって水位が変化する
- モーターの中間整備によるモーター性能の変化
それではそれぞれボートレースびわこの特徴を踏まえて、レースの傾向について説明していくぞ。
琵琶湖特有のうねりによりターンが流れる
ボートレースびわこ最大の特徴ともいえる、ボートレースびわこ特有の「うねり」が1ターンマークで発生しやすいという点だ。
うねりとは簡単に言うと、水面の上で発生する波のことだ。
この「うねり」が1ターンマークで発生することで、逃げやまくりが決まりにくくなり、差しが決まりやすくなるな。
ボートレースびわこで「うねり」が発生する原因は2つだ。
- 水位の高い時期に風が吹いている
- 観光船の通過による影響
びわこの水位は、年間を通じて1m程度と変化が激しく、特に雪解け水が入る3月~6月頃が水位が高くなりやすい。
水位が高くなっている状態で、沖から風が吹くとうねりが強く発生するぞ。
またボートレースびわこの近くを通過する観光船により、観光船通過時の波が1ターンマークから入ってくることも「うねり」が発生する原因の一つだ。
一応レース場には消波装置が設置されているが、1ターンマーク側がちょうど開いているみたいだな。
うねりが発生すると、ターンで艇が暴れやすくなるから、波乗りが上手な選手や、ボートレースびわこで乗りなれている地元選手が有利になりやすいぞ。
標高が高いことでモーターの出足に影響あり
ボートレースびわこは、ボートレース桐生に次いで全国24箇所の競艇場の中で2番目に、標高が高いところに位置しているぞ。
ボートレース桐生の標高115メートルに対して、ボートレースびわこは85メートル。
標高が高いことで気圧が低くなり、モーターの出足に大きく影響が出るぞ。
これはモーターの燃焼効率が落ちることで、モーターの回転の上がりが悪くなるからといわれているな。
出足が弱いとスタートで出遅れやすくなるから、助走距離の短いインが不利になってしまうぞ。



スタート展示でしっかりと、選手の出足の良し悪しも確認したいところだな。
季節によって水位が変化する
ボートレースびわこの水位は、3月ごろの春から6月ごろの夏にかけて、周囲の山から雪解け水が流れ込むことで、レース場の水位があがってしまう。
水位があがることで水面が不安定になりやすく、1ターンマークでのターンが流れやすくなるんだ。
そうなると逃げやまくりが決まりにくくなってしまい、一方で差しが決まりやすくなるな。
逆に秋から冬にかけては水位が下がり、水面も安定してくるぞ。
水面が安定することで、今度は差しが決まりにくく、逆に逃げやまくりが決まりやすくなるぞ。
- 春〜夏の水位が高い時期:「逃げ」「まくり」が決まりにくく、「差し」が決まりやすい
- 秋〜冬の水位が低い時期:「逃げ」「まくり」が決まりやすく、「差し」が決まりにくい
モーターの中間整備によるモーター性能の変化
ボートレースびわこは、モーターの中間設備も有名だな。
中間整備とは、レースが開催されていない日に、モーター整備士が性能の悪いモーターの整備をすることだ。
中間整備自体は他の競艇場でも行われているが、ボートレースびわこの中間整備は特に効果が出やすいといわれているぞ。
ボートレースびわこの中間整備については、公式サイトに詳しい説明があったから引用させてもらうぞ。
モーターに関してはやはり中間整備は外せないファクターだ。
中間整備とは非開催日に整備士が行う本体整備のことだが、これによってパワーが劇的に上昇するモーターが多い。
全国的にもびわこの中間整備は効果が非常に大きいことで有名だ。 これまで低調機だったものが、エース級のモーターに変貌したケースが何度も見られるほど。
開催初日の出走表に整備状況が記載されているものの、その後はモーターの2連対率だけで相場を判断するのはほぼ不可能だ。
他場ではモーターの更新時期が近づくと「2連対率通りにパワー相場は固まっている」となるが、びわこではその概念は通用しない。
びわこは毎年6月がモーターの更新時期。しかし春を迎える頃には中間整備によって数字以上のパワーを秘めた好モーターが多数存在し、 2連対率は関係なしのパワー相場になっているのが例年のパターン。
スポーツ紙などで情報をチェックするのは必須だといえるだろう。
中間整備がはいると、今までのモーターの成績があまり当てにならなくなる。
例えばモーター2連率が低いモーターが、次の節から調子が良くなることもあるということだ。
だからこそボートレースびわこで予想をたてるときは、「モーター2連率が低い」という理由だけで予想から外したりせず、展示航走や公式サイト上のサンスポ記者さんの予想コメントなどをチェックするようにしよう。
ボートレースびわこのターンマークの移動について
ボートレースびわこの1ターンマークが2020年10月に移動することになったことも、予想をたてるうえでの要素にしなきゃいけないな。
平素は、ボートレースびわこの運営等にご協力、ご支援いただき厚くお礼申し上げます。
さて、この度ボート同士の接触事故の低減と旋回半径の確保を目的に、35年ぶりに第1ターンマーク、各標識ポールおよび第2ターンマークを一直線上に配置することとし、第1ターンマークの位置を沖合に3m移設することとしました。
今回、光学機器により測量したところ下記の図のとおりとなりますのでご了知下さい。
なお、一直線とすることにより、第1ターンマークの位置は従前は陸側から44mであったところ、47mになりましたのでお知らせします。
移設後の最初の競走は、本年10月26日(月)から開催する「ルーキーシリーズ 第20戦スカパー!・JLC杯」からとなりますので、
併せてお知らせします。
ターンマーク移動の背景には、接触事故の低減と旋回半径の確保を目的としているようだ。
ターンマークの位置を沖合に3メートル移動させ、1ターンマーク、各標識ポール、2ターンマークが一直線上に並ぶよう配置されたぞ。
このターンマーク移動によって、インの回りシロが増えた分まくりが少なくなり、差しが決まりやすくなりそうだ。
地元レーサーの丸野一樹選手も「6コースの最内差し」について公式ツイッターで言及していて、今まで6コースの三連対率が高かったボートレースびわこだったが、これからはあアウトが若干不利になってきそうだ。
ただ地元の馬場貴也選手は日刊スポーツのインタビューで
2Mから1Mが一直線に並ぶことで、各コースの選手が幅をしっかり取れるようになる。
これでセンターがより攻撃がしやすくなる。
インは対岸からの風や標高の高さの影響を受けやすいので、そこまで一気に有利にはならないと思う。
引用:日刊スポーツ
と言っていたことから、水面レイアウトはイン有利に変わったものの「風・標高・うねり」の影響でインが不利なことは変わらなそうだな。
ボートレースびわこの「コース別入着率」「決まり手」データ



下の表はボートレースびわこの直近3ヶ月の「コース別入着率」と「決まり手」だ。
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | コース別決まり手 | |||||
逃げ | 捲り | 差し | 捲り差し | 抜き | 恵まれ | |||||||
1 | 57.5 | 18.9 | 6.1 | 6.6 | 7.0 | 3.6 | 96.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 3.4 | 0.3 |
2 | 15.1 | 28.6 | 18.3 | 15.6 | 10.3 | 11.7 | 0.0 | 22.3 | 70.5 | 0.0 | 7.0 | 0.0 |
3 | 13.1 | 21.4 | 24.6 | 18.0 | 14.5 | 8.1 | 0.0 | 24.6 | 13.6 | 42.4 | 17.8 | 1.3 |
4 | 9.2 | 18.2 | 20.7 | 20.9 | 18.2 | 12.4 | 0.0 | 37.2 | 19.6 | 35.2 | 5.8 | 1.9 |
5 | 4.6 | 9.3 | 18.4 | 21.7 | 24.7 | 21.0 | 0.0 | 26.9 | 11.5 | 53.8 | 7.6 | 0.0 |
6 | 1.8 | 4.8 | 13.3 | 18.8 | 25.1 | 35.9 | 0.0 | 30.0 | 20.0 | 30.0 | 20.0 | 0.0 |
(集計期間:2020/11/01~2021/01/31 単位:%)
ボートレースびわこの季節別データ



続いてこっちはボートレースびわこの季節ごとのコース別入着率だ。
春季のコース別入着率
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 47.5 | 19.6 | 9.3 | 8.6 | 7.7 | 7.0 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 15.0 | 26.0 | 15.5 | 15.1 | 14.6 | 13.5 |
3 | 15.7 | 20.0 | 17.8 | 17.7 | 13.9 | 14.6 |
4 | 13.4 | 16.6 | 21.6 | 18.6 | 15.2 | 14.4 |
5 | 6.7 | 10.6 | 22.4 | 19.0 | 24.0 | 17.0 |
6 | 2.7 | 7.9 | 14.4 | 21.3 | 24.2 | 29.2 |
(集計期間:2020/03/01~2020/05/31 単位:%)
夏季のコース別入着率
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 48.7 | 18.7 | 9.8 | 6.8 | 8.2 | 7.5 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 13.8 | 23.5 | 18.4 | 17.4 | 14.8 | 11.7 |
3 | 15.2 | 17.1 | 21.7 | 18.0 | 15.2 | 12.5 |
4 | 14.0 | 17.8 | 18.9 | 17.9 | 15.5 | 15.6 |
5 | 6.2 | 15.4 | 17.8 | 21.1 | 21.0 | 18.2 |
6 | 2.5 | 8.1 | 14.1 | 19.1 | 25.3 | 30.6 |
(集計期間:2020/06/01~2020/08/31 単位:%)
秋季のコース別入着率
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 57.4 | 18.6 | 7.8 | 6.4 | 5.3 | 4.1 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 15.1 | 28.0 | 18.7 | 14.8 | 12.1 | 11.0 |
3 | 12.0 | 20.8 | 20.4 | 17.5 | 18.3 | 10.7 |
4 | 9.9 | 18.7 | 22.3 | 20.0 | 16.6 | 12.2 |
5 | 5.2 | 10.4 | 17.6 | 22.2 | 22.3 | 22.0 |
6 | 1.4 | 4.5 | 14.3 | 20.4 | 24.5 | 34.6 |
(集計期間:2020/09/01~2020/11/30 単位:%)
冬季のコース別入着率
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 56.9 | 16.3 | 7.4 | 8.2 | 6.4 | 4.4 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 15.2 | 25.9 | 16.2 | 17.2 | 12.5 | 12.7 |
3 | 12.6 | 21.8 | 23.8 | 17.1 | 14.2 | 10.2 |
4 | 10.9 | 18.9 | 20.4 | 19.5 | 17.9 | 12.1 |
5 | 3.8 | 12.6 | 20.2 | 19.4 | 22.2 | 21.4 |
6 | 1.8 | 5.7 | 13.2 | 19.3 | 26.3 | 33.4 |
(集計期間:2019/12/01~2020/02/29 単位:%)
ボートレースびわこ(びわこ競艇場)の注目選手



ここまででボートレースびわこの特徴について理解できたかな?
だが競艇の予想を的中させる上で、競艇場の特報だけでなく、出場する選手についても知ってないといけないぞ。
競艇選手には競艇場関係なく強い選手や、特定の競艇場でのレースが得意な選手など千差万別。
だからこそ選手ごとの成績だけでなく、競艇場ごとの勝率もチェックすることも、予想を立てる上で重要な指標になるぞ。
ここではボートレースびわこでの勝率が高い選手を3人と、注目すべき地元選手1人をピックアップして紹介するぜ。
もしここで紹介する選手がびわこ競艇場のレースに参加する場合は、ぜひ注目して見てみてな。
ボートレースびわこでの勝率が高い選手TOP3



こちらは、ボートレースびわこで勝率の高い選手のトップ3だ。
ボートレースびわこに出場しているのを見かけたら、ぜひ注目してくれよな。
1位:松井繁
登録番号 | 3415 |
---|---|
生年月日 | 1969/11/11 |
身長 | 169cm |
体重 | 52kg |
血液型 | O型 |
支部 | 大阪 |
出身地 | 大阪府 |
登録期 | 64期 |
級別 | A1級 |
ボートレースびわこでの勝率が1番高かった選手は絶対王者こと【松井繁】選手だ。
BOAT RACEオフィシャルサイトのボートレースナンバーにある、「生涯最高獲得賞金」の金額が37億と、競艇を知っている人で知らない人はいないと言っても過言ではない選手だぞ。
「絶対王者」の名に相応しいほど安定した高い勝率を出している松井選手は、ボートレースびわこにおいて「8.28」とかなり高勝率を出している。



松井繁選手はボートレースびわこに関わらず、どの競艇場で出場していても注目される選手だな。
2位:山崎智也
登録番号 | 3622 |
---|---|
生年月日 | 1974/03/11 |
身長 | 165cm |
体重 | 55kg |
血液型 | A型 |
支部 | 群馬 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 71期 |
級別 | A1級 |
ボートレースびわこでの勝率が2番目に高かった選手は、「艇界の貴公子」こと【山崎智也】選手だ。
山崎選手はボートレースびわこの勝率ランキング1位【松井繁】選手についで、ボートレースびわこでの勝率は「8.13」とかなり高いぞ。
山崎智也選手の特徴は、安定感のあるレース運びにあり、コース取りは基本的に枠なりという点だ。
平均スタートタイミングは0.16と遅くも早くもないスタートタイミングだが、A1級同士のレースにおいてもスタートで出遅れることは少ないといった、安定性のあるスタートを切れるという特徴も持ち合わせている選手だ。
山崎智也選手は2から6コースのどのコースからでも自在に捌いてくるため、「通常の1コースだから連に絡める」「6コースだから連に絡めない」という定例には当てはまらず、6コースからでも1着、または連に絡むという実力を持っているぞ。
3位:山口剛
登録番号 | 4205 |
---|---|
生年月日 | 1982/08/23 |
身長 | 161cm |
体重 | 54kg |
血液型 | A型 |
支部 | 広島 |
出身地 | 広島県 |
登録期 | 91期 |
級別 | A1級 |
ボートレースびわこでの勝率が3番目に高かったのは【山口剛】選手だ。
山口選手は、センターコースまたはアウトコースからの積極的なまくりなどの豪快なレースぶりが特徴の選手だ。
山口選手は広島支部のA1選手だが、ボートレースびわこでの勝率が「7.95」と、8点台まではいかないものの勝率が高くなっているぞ。
山口選手の平均スタートタイミングは0.13で、SG級の競艇選手の中でも比較的早いスタートタイミングになっているな。
山口選手は一度しかSG競走のタイトルを獲っていないが、ハイレベルなレースにおいても舟券に絡む確率が高く、ボートレースびわこでの出走には注目するべき選手になるぞ。
ボートレースびわこの注目すべき地元選手
登録番号 | 3721 |
---|---|
生年月日 | 1975/08/12 |
身長 | 171cm |
体重 | 54kg |
血液型 | A型 |
支部 | 滋賀 |
出身地 | 京都府 |
登録期 | 74期 |
級別 | A1級 |
ボートレースびわこを地元とする滋賀支部の選手で、最も注目しなければいけない選手が、3月の福岡SG「ボートレースクラシック」に出場を控えている【守田俊介】選手だ。
ボートレースびわこで圧巻の強さを誇る守田選手だが、ボートレースびわこでの優勝回数は23回、1着数は500回と安定した成績を残しているぞ。



地元支部とはいっても、ボートレースびわこでこれほどまでに安定した成績を残している選手は、守田選手の他いないな。
守田選手がボートレースびわこで出走するときはぜひ注目したいな。
ボートレースびわこ(びわこ競艇場)で予想を立てる時のコツ・ポイント
- インが不利なボートレースびわこでは1号艇を信用しすぎない
- 1年を通して水位が変わるため季節ごとに予想をかえる
- 追い風5メートルまではインが有利だが5メートルを超えると3〜5コースの1着率が上昇
- ボートレースびわこの初日レースはモーター2連率に注目
- うねりが出やすいため、波乗りの上手な選手か地元レーサーが有利になる
ボートレースびわこは、「風・標高・うねり」の影響でインが不利な競艇場だ。
特に季節別データをみると、春から夏にかけて1コースの1着率が50%をきっていることからも、インが不利なことがわかるな。
また標高が高いことでモーターの回転が上がりにくく、モーターの出足に大きく影響が出るぞ。
特に助走距離が短いインコースは、スタートが遅れる可能性も高く、センター・アウトからのまくりも警戒しなければならない。
そのためボートレースびわこで予想を立てる場合は「1コースが有利」という固定概念を捨てなければいけないな。
またボートレースびわこは、周囲の山から雪解け水により、春から夏にかけて水位が上昇する。
水位が上昇すると、水面が不安定になりやすく、1ターンマークでのターンが流れやすくなるな。
さらに水位が高い状況に風が吹くと、1ターンマークにうねりが発生し、逃げやまくりが決まりにくくなり、差しが決まりやすくなるぞ。
追い風5メートルまではインが有利になるが、5メートル以上になると3〜5コースの1着率が上昇するから、レース当日の風にも注目だな。
またボートレースびわこのモーター中間整備では、モーター性能に大きく影響が出るという特徴がある。
中間整備はレース非開催日に行われるから、ボートレースびわこのレース初日はモーター2連率に注目しよう。
もしかしたら2連率が低かったモーターの性能があがり、思わぬ高配当を狙える可能性が出てくるぞ。
最後の予想を立てるコツは、波乗りが上手な選手と地元レーサーに注目することだ。
ボートレースびわこはうねりによってレースが荒れやすい傾向がある。
だからこそ、波乗りの上手な選手かとボートレースびわこを走りなれている地元レーサーが有利になるぞ。



以上がボートレースびわこで予想を立てるコツだ。
ボートレースびわこ(びわこ競艇場)への行き方・アクセス方法
- 京阪石山坂本線「大津市役所前駅」から徒歩約10分
- JR湖西線「大津京駅」から徒歩約13分・無料送迎バスの場合は約5分
- JR東海道本線「大津駅」から無料送迎バスで約7分
- 名神高速道路「大津IC」または「京都東IC」から約15分
- 「往路無料タクシー」や「無料巡回バス」も有り
ボートレースびわこ(びわこ競艇場)のまとめ
今回説明した「ボートレースびわこの特徴」について覚えて欲しい点は6つだ。
- ボートレースびわこは標高85mに位置する全国24カ所の競艇場の中で2番目に高いところに位置している
- 標高が高いことで気圧が下がり、モーターの回転が上がりにくくなることで、助走距離の短いインが不利になる
- 「水位の高い時期の風」「観光船」の影響でボートレースびわこ特有の「うねり」が発生しやすい
- 周囲の山の雪解け水がレース場に入り込むことで、1年を通して水位が変化する
- ボートレースびわこのモーター中間整備により、性能の悪いモーターが復活しやすい
- うねりによってボートが暴れやすく、波乗りが上手な選手と地元レーサーが有利になる



1ターンマークでの「うねり」の影響が大きいボートレースびわこだが、しっかりと特徴を掴んでしまえば案外難しくないぞ。
ボートレースびわこはインが不利な競艇場であるから、1コースの信用度を下げて、周回展示などで「出足」「周り足」の2点を確認するようにすれば、どの選手が連に絡んでくるかが見えてくるぞ。
今回の記事を読んで、ボートレースびわこの特徴や決まり手、レース傾向などを覚えることで、的中率を10%以上上げることがでできるから、しっかりと何度も読み返すことをおすすめするぞ。